日本ヘルスケア協会、野菜・果物等のサンドボックス実証試験結果を報告

 (一財)日本ヘルスケア協会は先ごろ、スーパー等における野菜果物等の一般的な特徴を表示するPOPに関する内閣官房のサンドボックス実証試験について、同協会「野菜で健康推進部会」副部会長の中田光彦氏が報告した。

 

 機能性表示食品制度により、世界で初めて生鮮品に機能性表示が可能となり、エビデンスや分析データが必要という認識が広がった。これまで生鮮品は“明らか食品”として薬機法の対象外で、POP表示には一般的な栄養素の特徴や機能性が表示されてきたが、制度施行後、保健所職員の査察等でPOP撤去を命じられるケースが増加。ガイドラインQ&Aで、一般的な特長ならポップや広告等に表示できるとされた点について、中田氏は「野菜生産者や流通業者は、生鮮食品の一般的な特長について、どこまで書いてよいかわからず、一般的な特徴や成分の含有など表示可能な機能性の情報について、サンドボックス制度でマニュアル化を目指している」と語った。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1737号(2022.4.6)で
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