21年フィットネスクラブ売上高、12%増の2,555億円に

 経済産業省は2月16日、「特定サービス産業動態統計」の確報値を発表、2021年のフィットネスクラブの売上高は2,554億6,800万円(前年比12.1%増)となった。2ケタ増ではあるが、コロナ前の19年比では23.7%減。ピークだった18年からは800億円超も目減りしている。売上高の内訳をみると、会費収入は2,331億3,900万円(同12.6%増)。19年比では23.1%減となる。利用料金収入は114億7,400万円(同5.0%増)、食堂・売店(直営)売上高は108億5,600万円(同10.0%増)だった。

 

 19年に2.5億人を超えていた利用者数合計は1億9,826万4,869人。前年比では14.0%増と回復したが、コロナ前の水準には達せず、2億人を下回った。さらに、13年から7年間300万人台を維持してきた会員数合計は256万4,720人。前年比4.7%減となり、2年連続で減少。個人・法人ともに会員離れが目立った。一方、スクール会員数は82万6,087人で、同3.1%増となった。つづく

 

 

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