タンパク補給食品市場、「10年で4倍の2,000億円」(富士経済・上田氏)

 「健康博覧会2022」のビジネスセミナーで2月9日、㈱富士経済フードビジネスソリューション事業部課長・上田周作氏が、タンパク補給食品市場のトレンドなどについて講演を行った。同氏は、プロテインパウダー、ゼリー、バー、経口栄養流動食、大人向け粉ミルクなどのタンパク補給食品の市場規模は2,000億円(2021年)を超えたと報告。「対前年比110%以上で、非常に高い成長が安定して続いている」と述べ、「この10年で4倍に成長した」と言及した。

 

 成長要因として、消費者の認知度向上、ユーザーの拡大、相次ぐ新規参入、大型商品をはじめとした商品数の急増を挙げ、「プロテインパウダーの成長が全体を牽引している」と述べた。プロテインパウダーは、「女性や高齢者、スポーツをしない層まで取り込んでいる」と、ライトユーザーへの裾野が広がっていると説明した。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1735号(2022.3.2)で
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