第40回「健康博覧会2022」開催、「フェムテック」ゾーンに高い関心

 今年で開催40回目となる展示会「健康博覧会2022」(主催:インフォーマ マーケッツ ジャパン㈱)が2月8~10日、東京ビッグサイトで開催された。南1・2ホールと上層フロアの3・4ホールの2フロアにわたり、健康食品、化粧品、原料、OEM受託サービス、健康・美容機器など、幅広い健康商材が会場を賑わせた。南1・2ホールでは、ここ数年話題のCBD(カンナビジオール)を扱うメーカーが目立ったほか、免疫への関心の高まりから注目を集める腸内環境に関連する企業の出展も多かった。南4ホール「健康美容機器・グッズエリア」では、第三者機関に品質が認められた「健康増進機器」がゾーニングされ、認定製品を持つ企業が複数出展していたほか、水素吸入器や温活サポート商材、快眠サポート商材などの出展が目立った。

 

 出展社からは「来場人数は少ないが、その分じっくり話しができた」「普段WEB面談で対応していた顧客と実際に対面する機会になった。顔を合わせることで、新たなアイデアのヒントも生まれた」などのコメントが聞かれた。

 

 今回の開催でひときわ関心を集めたのが、今年より新設された「フェムテックゾーン」。国内外のフェムテック業界情報を発信する「ウーマンズ」との特別コラボレーション企画。200品以上にわたる女性ヘルスケア製品やサービスが集結した。昨年大きな話題を集めたフェムテックだが、市場拡大に向けて「マネタイズ」「ユーザー獲得戦略」「差別化戦略」「マーケティング戦略」といった切り口でセミナーも開催され、各回聴講者で満員となった。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1734号(2022.2.16)で
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