米国で「ユズ」が免疫サポート素材として人気

 米国の大手自然食品店「Whole Foods Market(WFM)」は、2022年食品トレンド予測トップ10を発表。WFMのマーケティング責任者は「自宅で過ごす時間が増えたため、より機能性の高い飲料など“新しい日常”に幸福感をもたらす製品が消費者に求められるようになる」と分析している。今回2位にランクインしたのは日本でなじみの深い「ユズ」。免疫維持への関心が高まる米国市場で「免疫トニック」や「スパークリングジュース」の原料として利用される例が増えている。

 

 ユズはビタミンCやβカロテン、ヘスペリジンといった抗酸化物質が豊富なため、免疫への機能性が期待され、また香りの良さが商品開発に活かされている。米国進出コンサルを行うグロービッツコンサルティング社の春山貴広氏は、「ユズ製品は米国のコストコでも販売されており、日本企業の中には、積極的に売り込む企業も増えていると感じる」としている。

 

 

詳しくは健康産業新聞1731号(2022.1.5)で
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