特集【21年下半期総括・化粧品受託製造】 58%が増収達成、市場回復へ舵

 経済産業省の生産動態統計によると、2021年1~9月時点での化粧品国内販売金額は、約9,800億円(前年同月比90%)と、前年比を1割程度下回っており、依然として厳しい環境が続いている。一方で、今回本紙が化粧品受託メーカーを対象に実施した調査(有効回答97社)によると、2021年通期の増収企業は57.7%に達し、その内17%は2ケタ増収を達成。受託製造市場はひと足先に回復に向かっているもようだ。コロナ禍で販売チャネルおよびアイテムに明暗が分かれているが、一方で入浴剤やフェイスマスク、CICAクリーム、目元ケアなど、コロナ禍での新たな需要も生まれている。2022年通期では増収を見込む企業は7割を超え、来年は化粧品販売市場のV字回復にも期待される。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1730号(2021.12.15)で
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