特集【食品受託試験/機能性表示支援】 食品CROの需要益々高まる

 食品受託試験企業(食品CRO)は、ヒト試験をはじめ各種試験を行い、食品の機能性を証明し、機能性表示食品届出支援やトクホ申請支援などの事業を行う。特に機能性表示食品の受理総数は12 月現在4,200品以上となり、届出されるヘルスクレームの内容は「脂肪」「血圧」「整腸」は高止まりが続く。一方、長引く新型コロナ禍の中、「ストレス」「快眠」といった巣ごもり需要に対応するものも注目されるほか、超高齢社会に向けたエイジングケアや認知知能、口腔領域の健康など、多様化する健康課題に向けたヘルスクレームが続々登場する。「免疫」表示は、2020年8月にキリンホールディングスが届出して以来、第2の届出実現が期待される。緊急事態宣言を機に「在宅型試験」の利用が進んだが、高齢者や地方在住者などより広い被験者を対象に継続したデータが取得できるメリットも明らかになった。つづく

 

詳しくは健康産業新聞1730号(2021.12.15)で
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