ドラッグストア下半期 プロテイン、エクオールなど伸長

 日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)は11月12日、都内で業界研究レポート報告会を開催した。インテージヘルスケアのマーケティング・インサイト事業部患者インサイト室室長の古林紀彦氏が、2021年度上期(4月~9月)の健康関連品市場について、「全業態(SM、CVS、DgS、HC)では88.8%と2 ケタのマイナスだが、10店以上の店舗を保有する全国のドラッグストアでみると99.4%の微減」だったことを紹介した。

 

 「健康関連品」市場で最も好調だったカテゴリーは健康食品だったという。「特に体の衰えやアンチエイジングを訴求したプロテイン、目や記憶、血圧改善に関する機能性表示食品(アスタキサンチン、ルテイン、ブルーベリー、イチョウ葉、DHA/EPA、ペプチド等)、美容・健康訴求のエクオールなどが伸長した」と語った。「化粧品」市場は、クレンジングや日焼け止めに次いで、マスクで隠れない目元メイクに対するニーズから「マスカラ」や「アイブロウ」、「アイライン」が上位にランクイン。「飲料」市場では、「スポーツ・美容・健康ドリンク」がトップだった。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1730号(2021.12.15)で
健康産業新聞の定期購読申込はこちら