福岡県「地域バイオコミュティ」認定、キックオフイベント開催

 福岡県・久留米市は、内閣府が推進するバイオ戦略「地域バイオコミュニティ」に認定されたことを受け、11月26日に都内でキックオフイベント「福岡バイオコミュニティ」を開催した。福岡県・久留米市は2001年に福岡バイオバレープロジェクトを設立し、バイオ関連企業の育成、集積に取組んできた。バイオ関連企業の集積は、当初の32社から現在235社に拡大。今年、福岡県と久留米市を中心とした「福岡バイオコミニュティ」が内閣府「地域バイオコミュニティ」の第一号として認定された。

 

 開催にあたり、福岡県知事の服部誠太郎氏がビデオによる主催挨拶を行った。福岡県のバイオ産業の強みとして、“次世代創薬”“再生医療”“スマートセル”“機能性表示食品”4つの分野を挙げ、機能性表示食品では、「生鮮肉類で初となる『はかた地どり(胸肉)』が受理されるなど注目を集めている」と述べた。「新型コロナによって私たちの産業・経済は大きな打撃を受けているが、この厳しい時こそ、将来の発展の種を、芽を育てることが大切。国や久留米市をはじめ関係者の皆様とこれまで以上にしっかり連携し、バイオ関連企業の更なる育成・集積に向けたチャレンジを続けていく」と力強く語った。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1730号(2021.12.15)で
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