特集【抗肥満・抗メタボ】 進むコロナ肥満、糖尿病リスク高まる

 長引く新型コロナウイルスの感染拡大により一変した生活習慣。運動不足や食生活の乱れによる2次的な健康被害として、肥満や生活習慣病リスクの増加といった変化が現れている。日本生活習慣病予防協会が実施した医師を対象にしたアンケート調査では、糖尿病診断の重要数値であるHbA1cの数値が悪化していると回答した。民間の統計分析会社が実施した調査でも、コロナ禍で約35%が体重増加と回答。肥満化も進んでいることがわかる。他方、高血圧などの基礎疾患は新型コロナ感染症の重症化リスクが高まるとの指摘もあり、メタボ対策への意識は強くなっている。こうした背景から、ダイエットや肥満対策サプリへの関心は高まっており、機能性表示食品でも受理数の約半数が関連商品になるなど活発だ。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1729号(2021.12.1)で
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