【オピニオン】 フェムケア・フェムテックの時代到来

 毎年一般メディアでも大きく取り上げられる「ユーキャン新語・流行語大賞」(『現代用語の基礎知識』選)。2021年のノミネート30語を見ると、東京五輪関連やコロナ関連などの様々なワードが並ぶ中、「フェムテック」がノミネートされている。女性の健康課題をケアする新語「フェムテック」は急速に広まっている。

 

 矢野経済研究所が10月20日に発表した調査結果によれば、「フェムケア&フェムテック(消費財・サービス)」の2020年の市場規模は、前年比3.9%増の597億800万円。2021年は635億8,400万円に拡大すると見込んでいる。同社では女性対象の消費者アンケート調査も行っており、認知度トップは「吸水ショーツ」で48.0%。サプリはジャンルごとに聞いており、例えば更年期ケア系での「サプリメント(大豆イソフラボン/エクオール系、ブラックコホシュ、ビタミン系など)」は30.0%などとなっている。

 

 本紙7月21日号の「フェムケア・フェムテック」特集では、参入企業が相次いでいることを取り上げた。人気のエクオールや大豆イソフラボン等の状況や、先行する海外で、米国を中心にスタートアップが多数登場していることを紹介している。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1728号(2021.11.17)で
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