食薬区分改正、3成分「非医薬品リスト」追加

 厚生労働省は11月1日、食薬区分の一部改正について都道府県等に通知、「医薬品リスト」に2成分、「非医薬品リスト」に3成分を新たに追加した。また、部位の追加など、既存リストの記載内容の変更を行った。名称に一部変更があった以外は、8月26日に示された改正案通りとなった。

 

 今回「非医薬品リスト」に追加収載されたのは、①ソリザヤノキ(オオナタノミノキ)の樹皮、②テンニンカ(天人花)の果実、③L‒エルゴチオネイン――の3成分。①は脳機能サポートなどの機能性が期待されている。②は東南アジアなどに分布する植物で、十分な食経験を有する。タモギタケなどに含まれ、抗酸化作用や脳機能サポート等の機能が知られる③は、化学物質等として非医薬品リストに収載した。また今回の改正では、すでに「根」が非医薬品リストに収載されている「サラシア・オブロンガ」の部位に、新たに「茎」を追加した。サプライヤーによると、茎も根と同様、血糖値に対する有用性が期待できるとしている。つづく

 

 

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