EC通販、約1割が返品

 ECサイトの構築、通販システムの支援を行う㈱エルテックスは、通販事業関与者の「通販事業全般の課題」「システム導入時の重視点」「商品の返品率」などの実態を集計・分析した調査結果を公表した。調査は、年商規模1億円以上の通販事業者、個人事業主300人を対象としたWEBアンケート形式。調査期間は、6月25~28日。商品の出荷数に占める返品率について、全体のボリュームゾーンは「5~10%未満」の23.7ポイント。年商10億円以上100億円未満の中堅事業者は、5%以上の返品率が約6割に達している。一方、年商が100億円を超える事業者は、返品率5%未満が53.7ポイントまで回復しており、中規模事業者に比べて、返品を抑えていることがうかがえる。通販事業の課題点については、「売上の拡大」が40.7%でトップ。以降、新規顧客の獲得(24.7%)、既存顧客へのサービス向上(12%)と続く。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1725号(2021.10.6)で
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