【インタビュー】 北海道バイオ工業会会長 小砂憲一 氏に聞く
600億円市場を誇る道内バイオ産業。北海道バイオ工業会の小砂憲一会長(㈱アミノアップ・代表取締役会長)に、運用8年目の「ヘルシーDo」の取り組みや、道内健康産業の強みなどについて聞いた。
── 運用8年目の「ヘルシーDo」について
北海道独自の食品機能性表示制度「ヘルシーDo」の認定商品数は120品を超え、認定企業数は67社になりました。「ヘルシーDo」発足以来、道庁、北海道経済産業局をはじめとした行政機関から制度拡大に向けた様々な支援をして頂いており大変感謝しています。これまでの累計売上額は246億円。令和2年度は約46億円となりました。サプリメントや、一般食品など様々な形態の認定商品が登場し、道内での制度認知度は3割に及びます。道産の機能性素材を含み、エビデンスのある認定商品が消費者の支持を得られたことは、「ヘルシーDo」の大きな功績だと思います。
また、北海道独自の制度をモデルに、沖縄県、新潟県、四国などが地域性を生かした独自の認定制度を始めています。全国にこうした動きが広がっていることも大きな成果と言えます。最近では、加工工場が多い静岡県が健康産業に力を入れており、注目しています。つづく
詳しくは健康産業新聞1724号(2021.9.15)で
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