米・FDA、CBDの新規栄養成分(NDI)申請を却下

 米国FDAは8月11日、米国のCBDメーカー「Charlotte's Web」と「Irwin Naturals」から提出された新規栄養成分(NDI)申請2件を却下したと発表した。公表されたCharlotte's Webへの通知によると、「CBDは医薬品のエピディオレックスが新薬としての調査をかつて進めており、サプリメントの定義から除外される可能性がある」としている。また、Irwin Naturalsへの通知では、「安全性のエビデンスデータが不十分」としている。

 

 米国業界団体CRN(栄養評議会)のSteve Mister氏は、インフォーマグループの米業界誌『New Hope』の取材に対し、「2社は数ヵ月にわたってFDAに協力を行ったが、FDAはCBDを医薬品の成分と同一であるとみなしているようだ。FDAがサプリメントとしてCBDを許可するつもりがないことが分かったため、法整備が状況を前進する唯一の方法である」としている。

 

 

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