【クローズアップ】 アジアに浸透するオンライン利用

●ベトナムで進むオンラインマーケティング

 

 ベトナムで最も普及する広告はSNS広告と言われる。ベトナム人は特にSNS利用者が多く、若者だけでなく中年層もFacebook、Instagram、YouTubeなどのコンテンツを積極的に利用する。コンサル企業ONE-VALUEの担当者は「企業のマーケティング戦略も消費者の傾向に合わせた形となっており、多くの企業がSNS広告に注力している。反対に2020年のデータで最も数値が低いのはテレビである。これは日本と同じように、動画投稿サイトなどの普及で『テレビ離れ』が進んでいる」としている。

 

●台湾でのEC利用率41.9%に急増

 

 中華民国経済部産業経済統計簡易レポートによるとEC通販売上は、2018年の2,517億元から、2019年の2,873億元に前年比14.1%成長。2020年は推計で前年比17.5%の成長としている。台湾でのEC利用率は、コロナ禍以降急増。2020年3月の39.9%から今年5月の41.9%に増加している。EC利用率の高い台湾は越境ECでの進出にチャンスが大きいと言える。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1722号(2021.8.18)で
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