20年度、景表法「措置命令」33件

 消費者庁は7月21日、2020年度における景品表示法の運用状況と表示等の適正化への取り組みを公表。20年度の「措置命令」件数は前年度から7件減の33件だった。指導を行った事例も列挙、機能性表示食品の広告も含まれている。20年度に措置命令を行った33件はすべて表示事件。「携帯型の空間除菌用品の効果に関する不当表示」に対し複数の措置命令が行われたほか、「手指用洗浄ジェルのアルコール配合割合に関する不当表示」「食品の痩身効果に関する不当表示」などが措置命令を受けた。健康食品では「STOP! CORONA」「食事と一緒に 摂って、しっかり 免疫力アップ」「免疫力アップで、ウィルスに 負けない!」等の表示が行われていたものがあった。

 

 「機能性表示食品」に指導が行われたケースも。新聞折込チラシで著しい内臓脂肪減少効果が得られるかのように表示していた機能性表示食品に対し、届出された機能性の範囲を逸脱したものであるとして、指導を行っている。つづく

 

 

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