【健康機器・化粧品】　コロナ禍の消費者ニーズ反映した製品がヒット

　21年上半期の健康機器分野では、新型コロナの長期化を受け、昨年同様に家庭でのトレーニングをサポートするEMSマシンや振動マシンなど宅トレギアのブームが継続している。またテレワークによるコリや疲れを癒すマッサージャーなども好調だった。これらEMSマシンなどの健康機器の性能や安全性を第三者機関が審査し、認定を与える健康増進機器制度では今年、ヤーマン、ピップ、マクセルなど新たに4社が認証を初取得。累計21社・33品目が健康増進機器に認定されている。

　一方、化粧品市場は今年1〜5月までの国内販売金額が前年同期比で11％減と厳しいスタート。新型コロナ禍で引き続きカラーメイクの不振が続いている。ただ、化粧品受託市場は堅調で、本紙が5〜6月に実施した調査では、今年上期の売上高が前年同期を超えた企業は48％と、昨年調査より3ポイント増加した。人気アイテム調査でも、新型コロナ禍の消費者ニーズを反映した結果が見られた。つづく

詳しくは健康産業新聞1720B号夏季別冊号(2021.7.21)で
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