【無店舗ルート】 店頭からECへの流れが加速

 コロナ禍でEC市場の拡大が止まらない。百貨店、GMS、フィットネスクラブなどが軒並み苦戦を強いられる一方で、大手のECモールは好調を維持している。米業界紙のNBJは、2024年までにECと実店舗の売上は同規模になると予測。日本では、20年の健食通販市場が5,430億円(前年比5.9%)に達しており、中高年を中心にネット通販で健康食品やサプリメントを購入する人は増え続けている。

 

 一方で、訪販・MLMなどの対面販売は、感染症対策で規制を受けることも多く、市場規模は3,870億円(前年比2.0%減)と落ち込んだ。ただ今年に入り、売上が回復している企業も出始めており、CBD、NMN、幹細胞など話題性のある新商品の上市が広がっている。コロナで収入が減った人が副業としてネットワークビジネスを始めるケースも少なくないようだ。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1720B号夏季別冊号(2021.7.21)で
健康産業新聞の定期購読申込はこちら