JARO20年度相談件数、2割増1.5万件

 日本広告審査機構(JARO)は6月18日、2020年度の相談総受付件数は1万5,100件で前年度比20.9%増になったと発表した。5年連続で最多件数を更新。「定期購入」に関する苦情が引き続き増加している。「一吹きで雑菌を99%除去、ウイルスにかからないか心配」など「コロナ」関連の相談は888件だった。

 

 初めて1万件を超えた「苦情」は、在宅時間の増加の影響と思われる業種が大きく増加したとしている。業種別で最も多かったのは、オンラインゲームや動画配信サービスなど「デジタルコンテンツ等」で1,270件(同48.5%増)だった。2位は「健康食品」で987件(同28.2%増)。「誤認させる定期購入契約の表示に対する苦情も目立った」としている。3位の「化粧品」は805件(同148.5%増)と約2.5倍になった。つづく

 

 

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