日本ゼラチン・コラーゲン工業組合 20年度コラーゲン販売量、1%減5,874t

 2020年度のコラーゲン販売量は前年度比1%減となる5,874tだったことが、日本ゼラチン・コラーゲン工業組合が5月19日に発表した調査結果で示された。新型コロナの影響で国内販売が苦戦した一方、海外輸出は大きく伸びた。調査は、同工業組合に加盟している14社を対象に実施したもの。その結果、20年度のコラーゲンペプチド販売量は5,874tで、過去最高を記録した19年度の5,924億円を若干下回った。

 

 用途別販売量は、「食用」が4,555t(前年度比10.2%減)、「輸出」が1,216t(同64.3%増)、「医薬用」が70t(同9.1%減)、「工業用」が33t(同5.7%減)。「輸出」が1,000tの大台を超えた。同工業組合によると、健康食品用途は通販需要があったが、インバウンドの需要減の影響を受けた。一方、「海外ではサプリメントが好調であり、輸出の増加につながった」と話している。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1717号(2021.6.2)で
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