特集【注目のキノコ素材】 免疫素材の急先鋒、コロナで需要拡大

 世界的な新型コロナの流行は、免疫素材の代名詞ともいえるキノコにとって大きな追い風だ。キノコ系の原料サプライヤーは軒並み供給量を伸ばしている。ここ数年、海外での人気や菌活ブームを背景に徐々に回復していたキノコ市場だったが、新型コロナが強く後押しする形となった。また大学や研究機関、食品メーカーでは、キノコの機能性研究が活発化。これまでの免疫賦活、コレステロール低下、整腸、血圧抑制、抗酸化、脳機能改善、抗アレルギー、抗ロコモ、抗腫瘍――など多彩なエビデンスに加え、今年1月には、脳機能分野で新たな機能性表示食品も登場。免疫表示の届出を目指す動きもあり、今後のキノコ研究の進展に注目が集まっている。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1716号(2021.5.19)で
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