特集【食品受託試験/機能性表示支援】 「在宅型試験」「リモート型試験」 感染症対策で導入進む

 ヒト試験によって各種食品の機能性を証明し、機能性表示食品届出支援やトクホ申請支援などの事業を行う食品受託試験企業(食品CRO)。機能性表示食品の受理総数は3,500品を超え、届出される機能性は従来から需要の高い「脂肪」「血圧」「整腸」のほか、巣ごもり需要の影響で「ストレス」「快眠」といった消費者ニーズを反映するものが増えている。新規のヘルスクレームでの届出も盛んになり、注目を集める「免疫」表示のほかにも「顔のむくみ」「血管の柔軟性」など、特徴的なヘルスクレームが登場。試験デザインや試験項目の多様化が進み、企業の商品プロモーションにまで連携して関与する提案型の食品CROも増えている。緊急事態宣言が繰り返される中、臨床試験現場での感染症対策がより求められるようになり、各社が基本対策や独自の取組みを行う。被験者が在宅で試験を行う「在宅型試験」も導入が始まっている。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1716号(2021.5.19)で
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