特集【アクティブシニアサポート】 機能性表示食品50品目(年)増

 「食事から摂るか」「サプリメントから摂るか」。健康食品やサプリメントを日常的に摂取する割合の多いアクティブシニア世代の動向は健食業界にとって見逃せない。ある通販会社によると、60代全般は「普段から習慣として」サプリを摂取、70代後半以降になると「体の辛さを和らげるために摂取する」というように世代によって予防と改善にわかれているという。一方で食品から栄養を摂る人たちは予防を目的にする割合が多いと推測できる。現在、シニア層で深刻化しているサルコペニア(加齢性筋肉減少症)とフレイル(虚弱)は運動や栄養摂取によって改善できることがわかっている。2019 年の我が国の介護費用は10兆円を超え財政をひっ迫している。介護負担を抑えるためにそれらの対策は有効な手段であり、要介護を遅らせるためにアクテイブシニアがより健康に過ごすことが我が国の大きな課題となっている。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1716号(2021.5.19)で
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