総務省統計局 「総世帯」20年度の健食支出、4.2%増

 総務省統計局は5月11日、2020年度「総世帯」の家計調査結果を発表、消費支出が伸び悩む中で健康食品支出は4%増と伸びた。1人暮らし世帯は伸び悩んだが、2人以上世帯が好調。特に上半期の支出増が目立った。20年度における「総世帯」の消費支出は、1世帯1ヵ月あたり23万1,485円で、前年度比は、実数と比較した「名目」で6.6%減、物価変動の影響を除いた「実質」で6.3%減。統計局では「コロナの影響が所々出ている」としており、外食や被服費、旅行代などが大幅に減った。

 

 サプリメント剤型の健康食品を対象とした「健康保持用摂取品」の支出額は1,133円で、前年度比は名目4.2%増。世帯類型別に見ると、「2人以上世帯」が1,200円で同8.1%増と伸びた一方、「単身世帯」は1,008円で同3.4%減と伸び悩んだ。ともに消費支出全体は減少しており、そうした中で「2人以上世帯」については健食支出を増やしたことが示された。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1716号(2021.5.19)で
健康産業新聞の定期購読申込はこちら