厚労省 4成分「非医薬品」に、スポーツ・抗肥満等

 厚生労働省は5月12日、食薬区分の一部改正について都道府県等に通知した。3月1日に示された改正案の通り、ガルシニアインディカ、キバナオランダセンニチ、ジオスゲニン、テアクリン——の4成分が「非医薬品リスト」に収載された。欧州ハーブやアーユルヴェーダ素材など、海外ではスポーツニュートリションや抗肥満などで実績のある素材。関連市場の活性化が期待される。

 

 ガルシニアインディカはインドに自生する植物。長年にわたりアーユルヴェーダで用いられてきた食経験がある。果皮にはアントシアニンが多く含まれており、抗炎症作用、抗肥満、抗高血糖、抗酸化能などが報告されている。キバナオランダセンニチは、ヨーロッパで伝統的に使用されているメジャーなハーブ素材。世界各地で消炎や消化促進用途で用いられている。テアクリンは、カフェインと同様の効果があるとされ、カフェイン代替物としても使われている。ジオスゲニンは漢方で用いられている成分。脳機能サポートをはじめ様々な機能性が報告されている。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1716号(2021.5.19)で
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