【トピックス】 国民の3人に2人が睡眠に悩み

 厚生労働省の調査により、国民の半数以上が睡眠に何らかの悩みを感じていることが明らかになった。厚生労働省が毎年実施する「国民健康・栄養調査」によると、1日の睡眠時間は「5時間以上6時間未満」と「6時間以上7時間未満」で全体の6割を占める結果に。これまでのコホート研究により死亡率が最も低いとされる「7時間睡眠」を実施しているのは18.2%と、2割にも満たなかった。
 

 睡眠の質の状況に関する調査では、7割の国民が睡眠に何らかの悩みを抱えていることがわかった。最も多い悩みは「日中、眠気を感じた」(男性32.3%・女性36.9%)で、性別世代別では20代女性が46.7%と最も高くなっている。「夜間、睡眠途中に目が覚めて困った」(男性25.4%、女性25.9%)、「睡眠全体の質に満足できなかった」(男性21.6%、女性22%)、「睡眠時間が足りなかった」(男性17.3%、女性19.8%)などの悩みが続いている。

 

 

詳しくは健康産業新聞1715号(2021.5.5)で
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