特集【ストレスケア素材】 エビデンス豊富な原料ニーズ高まる

 「ストレス」「睡眠」領域の機能性表示食品が好調だ。富士経済が今年3月に発表した「機能性表示食品、特定保健用食品などの国内市場調査結果」では、ストレス緩和・睡眠サポートを訴求する機能性表示食品市場が2020年に260億円となる見込みであることを発表。2019年の189億円と比べると4割増の拡大予測であり、「外出自粛や在宅勤務など急激に生活が変化し、不安感によるストレスや睡眠の質を気にする消費者の需要が増加した」と分析している。

 

 機能性表示食品は、「一時的なストレスの軽減」や「睡眠の質の向上」などの表示で100品以上が販売中だ。「ストレス・睡眠・疲労」表示は受理品全体の約10%を占めており、従来トクホ型に次ぐカテゴリーとなっている。GABA、テアニン、ラフマなどの定番素材に加え、還元型コエンザイムQ10や5-アミノレブリン酸リン酸塩(5-ALA)など、新規関与成分の受理も進んでいる。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1715号(2021.5.5)で
健康産業新聞の定期購読申込はこちら