特集【静岡県】 健康食品製造の一大集積地、コロナ禍で国内外から需要高まる

 2019年12月に中国武漢で検出された新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により2020年は世界的に経済が悪化した。そのなかにあってヘルスケア領域への関心は一層高まり、関連産業は善戦している。国内健康食品市場も同様で、健康食品のOEM メーカーが数多く立ち並ぶ静岡では、各社売上は堅調に推移している。特に海外からの引き合いによる輸出製品の製造が好調で、今後もこの傾向は強まるとみられる。また、静岡県は農水産物が豊かな特長を活かした産学官連携による新規食品開発も盛んで、「フードサイエンスプロジェクト」や「AOI プロジェクト」、市場と生産を結びつける「ふじのくにマーケティング戦略2021」など、積極的な施策が進められている。つづく

 

 

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