連載【自然食品店・オーガニック専門店の戦略】 ビオラル丸井吉祥寺店

 ㈱ライフコーポレーション(大阪市淀川区)は昨年12 月、ナチュラル志向のスーパーマーケット「ビオラル」の首都圏初出店となる丸井吉祥寺店をオープンした。出店の経緯や売れ筋、客層、オーガニック市場について、店長の木村順姫氏に話を聞いた。

 

――出店の経緯は?

 

 2016年にオープンした1号店「ビオラル靭店」(大阪市)で自然食品やオーガニック食品の販売に一定の手応えを感じ、関東エリアの進出に乗り出しました。関東初出店となる丸井吉祥寺店は、鉄道や路線バスの多い吉祥寺駅前に立地しています。広範囲から人が集まるエリアで、テナントとして入る商業施設・丸井の集客力も立地選定の決め手となりました。

 

――客層・売れ筋は?

 

 「ビオラル」のコンセプトは、「オーガニック」「ローカル」「ヘルシー」「サステナビリティ」です。品揃えは加工食品をメインに約4,000アイテムをラインアップ。他店ではあまりみかけないような商品を多数販売しています。来店層は20~30代ファミリー層を中心に、若い女性層からサラリーマンまで幅広いです。当店全体の売れ筋(直近の売上点数)については、1位『ピーナッツバター』(店頭での挽き売り)、2位『ポテトチップス』(ビオラルPB)、3位『マドレーヌ』(パッサテンポ)です。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1714号(2021.4.21)で
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