特集【健康酢】 酢飲料が牽引、市場躍進続く

 本紙が今回、食酢メーカーや黒酢サプリメントの主要サプライヤー、販売メーカー約50社に取材およびアンケート調査を行った結果、2020年度の健康酢市場では、ビネガードリンクの売れ行きが依然として前年比2ケタ増と好調をキープした。

 

 機能性表示食品にも70品目以上が受理され、内臓脂肪の減少や血圧低下、疲労回復などをパッケージに表示した製品群は、新型コロナ禍での国民の健康志向の高まり、テレワークの増加や巣ごもりが少なからず追い風となった。さらに韓国製の果実発酵酢は、20~30代女性の美容飲料としての地位を確保、ビネガードリンク市場の起爆剤となっている。

 

 一方、黒酢エキス末や黒酢もろみ末を用いたサプリメントの売れ行きも前年比横ばいで推移、健康酢市場はここ数年、躍進が続いている。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1712号(2021.3.17)で
健康産業新聞の定期購読申込はこちら