特集【酵素・酵母食品】 ブーム収束とコロナ影響で、市場規模500億円割る

 ここ数年、500億円前半で推移していた酵素・酵母食品市場。一大ブームとなった酵素ダイエットが下火になったことに加え、コロナ禍におけるインバウンドの消失、エステサロン、宣伝講習販売、ドラッグストアなどでの販売が振るわず、2020年の市場は500億円を割った。

 

 一方で、コロナ禍で体質改善などを目的とした本来の断食(ファスティング)の関心が高まるなど、市場にとってフォローの風も吹いている。こうした中、各社では、独自発酵・熟成による新原料の開発、エビデンスのデータ蓄積、正しい利用方法の情報発信、越境ECを含めた海外展開など、市場回復に向けた取り組みを進める。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1710号(2021.2.17)で
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