特集【錠剤化技術・添加剤】 錠剤の高機能化に貢献

 もともと医薬品剤型であった錠剤には、結合剤、コーティング剤、賦形剤などさまざまな添加剤が用いられる。サプリメントとしての利用が可能となったのは2001年。極小量の薬効成分を配合し、大半を添加剤で整える医薬品錠剤に対し、有用成分の高含量化が要求されるサプリメントの錠剤化には、医薬品錠剤を凌ぐ特殊なノウハウが必要となる。

 

 歴史の浅い市場においては、医薬品と混同する消費者も見られ、一昨年の国民生活センター調査を機に、サプリメント錠剤の崩壊性・溶出試験が義務化されるなどハードルは高まるばかりだ。こうした中、「高成形性」「徐放性」「溶出制御」といったニーズに応えるサプリメント向けの高機能添加剤・技術をリポートする。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1709号(2021.2.3)で
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