特集【注目の“健脳”素材】 「機能性表示食品」市場の起爆剤に

 2025年には認知症患者が700万人に達すると推計される中、健脳サプリメント市場の勢いが増している。「中高年の加齢に伴い低下する、認知機能の一部である記憶力を維持する」「年齢とともに低下する認知機能の一つである注意力(事務作業の速度と正確さ)の維持と計算作業の効率維持に役立つ」などの表示が受理された機能性表示食品は1月14日現在、307品目に達し、2年連続で年間80品目を超える受理件数に。

 

 2020年に初めて受理された素材も9種と、届出・受理のペースは引き続き活発だ。厚生労働省の調査では、認知症やMCI患者の5人に1人が食品・サプリメントを利用しているとの結果も。機能性表示食品制度を起爆剤に、健脳サプリメント市場のさらなる拡大が見込まれる。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1708号(2021.1.20)で
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