健食通販好調、ネット支出8ヵ月連続2ケタ増

 総務省統計局では「家計調査」とは別途、集計世帯数約2万の「家計消費状況調査」で、22品目を対象にネットショッピングの状況を調べている。1月8日にまとまった2020年11月分の調査結果によると、2人以上世帯におけるネットショッピング支出額は1 万9,090円で、前年同月比33.2%増。過去最高額を更新した。

 

 ネットショッピング利用世帯の割合は51.8%で、前年同月より8.7ポイント増え、こちらも過去最高更新となった。11月は「旅行関係費」と「チケット」を除くすべてが2ケタ増となっている。「食料品」は2,456円で前年同月比70.0%増。これに「飲料」「出前」を加えた「食料」と、「家電」「衣類・履物」の支出増が牽引している。また11月は「贈答品」の支出が1,065円となり、前年同月比は39.0%増。前月の2.2倍と急伸した。統計局によると、お歳暮などを「店舗よりネットで調達する動きがある」としている。

 

 「健康食品」も“絶好調”が続く。20年第1四半期は伸び悩んでいたが、4月に15.9%増を記録してからは、直近11月まで
8ヵ月連続の2ケタ増となっている。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1708号(2021.1.20)で
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