【無店舗販売ルート】 通販5,400億円(前年比5.9%)を突破
2020年の無店舗チャネルにおける健康食品の市場規模は、通信販売が5,430億円(前年比5.9%)と伸長。訪問販売、MLM、宣伝講習販売などは、3,870 億円(同2.0%減)と微減で推移した。
通販市場は6年連続の成長となり、新型コロナによる外出自粛でさらにECの利用率が高まった事がうかがえる。セルフメディケーション思考の高まりから青汁、プロテイン、ビタミン、乳酸菌などが好調。また越境ECを介した中国での販促も拡大している。
一方、訪販・MLM市場はコロナで大規模のセミナーが軒並み自粛に追い込まれる等コロナの影響は大きかった。対面販売が基本となるチャネルだけに大幅な市場縮小も懸念されていたが夏場以降、徐々に売上が回復。収入が減少した人が副業としてネットワークビジネスを始めるケースも少なくないようだ。つづく
詳しくは健康産業新聞1707号新年特別号(2021.1.6)で
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