【薬系店舗ルート】 市場規模2,530 億円(前年比3.4%増)

 本紙調査によると、2020 年の薬系店舗ルートにおける健康食品の市場規模は2,530 億円(前年比3.4%増)になった。コロナ禍に伴い、都市型店舗でのインバウンド減や営業時間短縮、閉店などが影響を受けたが、マスクや消毒液など衛生関連商品や巣ごもり消費の需要増加は旺盛で、特に加工食品の伸びが著しい。

 

 在宅ワークのストレスやコロナ太りなど、在宅での健康管理が新たな社会問題として浮上したことで、「自己免疫を高める相談が増えた」とする調剤などもあり、サプリメントへの関心が高まる傾向に。健康維持や免疫向上として、乳酸菌や青汁、ビタミン関連ほか、運動不足解消としてのプロテイン関連、コロナ太り対策としてのダイエット関連などが売れ筋に。

 

 生活習慣に着目した健康食品を求める傾向も強まっており、“中性脂肪”“記憶力対策”“快眠”“抗ストレス”などをキーワードとするサプリメントの市場投入も相次いだ。つづく

 

 

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