ZOOM UP【パワーベジタブル】 野菜不足補うパウダーの活用進む

 「令和元年国民健康・栄養調査」(厚労省)によると、野菜摂取量の平均値は280.5g(男288.3g、女273.6g)で、男女とも20~40代が少なく、60歳以上で多いという結果に。野菜不足の傾向は一段と深刻化している。こうした中、野菜不足を補うため、サプリメントやジュース、スープ、ふりかけなどの加工食品に野菜パウダーの活用が広がっており、コロナ禍の課題に応える商品開発への新提案やプレミックス原料なども登場している。

 

 また、日本の食文化を代表する野菜加工品の漬物では、乳酸菌を活用した発酵工程の進化で、腸内フローラへの新たな可能性も示唆され、コロナ禍を踏まえた個食ニーズに対応したアピールとともに、新たな食育活動が進んでいる。つづく

 

詳しくは健康産業新聞1707号(2021.1.6)で
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