特集【2020年総括 健食受託加工・製造①】 増収達成38%に

 本紙編集部は、健康食品の受託加工・製造企業184社(有効回答88社)を対象とした調査を実施。2020年売上高の増減率は、38%が前年を上回った一方、前年調査の21%から2倍以上の44%が前年割れになった。新型コロナウイルスの影響で取引先の販売チャネルによって受注量の差が激しく売上高の増減に影響した。

 

 一方、コロナ禍で、消費者の購入手段やニーズに変化がみられる中、いち早く対応し、既存客の受注増や、新規顧客獲得につながった事業者も。今年後半から海外輸出も回復傾向にあり、インバウンド向け受注が当面見込めない状況で、海外に活路を見出す動きも目立つ。Withコロナを前提に製造現場では、独自にマニュアルを作成するなど、ウイルス対策を一層強化している。来年の人気予想素材では、「乳酸菌」が断トツのトップ。2位には新素材「NMN」がランクインした。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1706号(2020.12.16)で
健康産業新聞の定期購読申込はこちら