【トピックス③】 肥満大国アメリカ 成人肥満率上昇、若年層も肥満に

 米国の非営利団体Trust for America's Healthがまとめた2020年版の最新レポートでは、米国の19歳以上の肥満率が42.4% に達したと発表した。19歳以上の肥満率は、2008年と比較して26%上昇した。また、2歳から19歳の若年層の肥満も急増し、19.3%が肥満としている。

 

 レポートでは「食料不安と肥満は、同じ社会集団が同じ危険因子として抱えていることが多い」としており、栄養的に不充分な食品が安価に手に入る、といった環境にも起因するとしている。肥満大国の米国では向こう10年で肥満率が50%を超えるとの試算も出ており、依然として深刻な問題となっている。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1705号(2020.12.2)で
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