JA全農たまご、特色 JAS 認証初の鶏卵

 JA全農たまご(東京都新宿区)は鶏卵では国内第1号となる特色JAS認証品『信州安曇野平飼い・サステナブルエッグ』(赤玉6個入りパック、税別498円)を11月11日に発売。スーパーや生協などで売り出すほか、将来的には海外輸出も視野に入れている。

 

 特色JASマークは2018年12月28日に、これまであった3種類のマークを統合し、新たなJASマークとして制定したもの。日本産品・サービスのさらなる差別化・ブランド化に向け、消費者に高付加価値性やこだわり、優れた品質や技術などをわかりやすくアピールできると期待されている。

 

 経営企画部次長の牧野伸一氏は、「素びなの生産や飼料原料は海外依存度が高い現状がある」とし、持続可能な生産を広く普及させるためには、国産鶏種や国産飼料用米の利用ほか、消費者への認知普及活動も必要という。今回認証を取得した卵用鶏養鶏業者(小松種鶏場)では、持続可能性に配慮した鶏卵の生産を行う。アニマルウエルフェアへの配慮から平飼い飼育を行うほか、海外産の鶏品種・エサへの依存低減を推進。純国産鶏種や国産資源のエサを活用した飼育を行っている。

 

 

詳しくは健康産業新聞1703号(2020.11.4)で
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