【19年国民健康・栄養調査】 健食利用率 男性30% 、女性38%

 厚生労働省は10月27日、2019年国民健康・栄養調査の結果を公表、健康食品の摂取割合は男性3割、女性4割弱に上ることがわかった。同調査で健康食品の利用状況を調べたのは初めて。調査は昨年11月に実施。社会環境の整備を重点項目とし、栄養素摂取量など従来の調査項目に加えて、“健康無関心層”の実態把握を初めて行った。

 

 錠剤やカプセル、粉末状、液状など、サプリメント剤型の健康食品について利用状況を調査した結果、利用率は男性が30.2%、女性が38.2%だった。利用目的を複数回答で聞いた結果、男女とも「健康の保持・増進」が7割で最も多い。 ただこれを性・年齢別にみると、20代男性は「たんぱく質の補充」が50%で最多回答になった。厚労省では、何を摂取しているかは限定できないとしているが、若年層にも人気のプロテインが利用されているものと推測される。なお全体では、「たんぱく質の補充」は男性が10.4%、女性が9.4%となっている。つづく

 

 

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