【トピックス】 抗疲労・メタボ対策・・・など、沖縄黒糖の健康機能に脚光!

 沖縄の代表的な特産品として知られる黒糖(黒砂糖)。伊平屋島・伊江島・粟国島・多良間島・小浜島・西表島・波照間島・与那国島の8つの離島地域で生産され、合わせた生産量は年間8,000~9,000tにおよぶ。春と夏に植え付けられるサトウキビは冬場に収穫。鮮度を損なわない内に工場に運ばれ、搾ったサトウキビの汁をそのまま煮詰める。各島の製法に加え、島の土壌や気候、サトウキビの栽培方法などの違いによって、色・形・筋肉味・香り・食感など個性豊かな黒糖ができあがる。100g当たりに含まれる栄養成分をみると、カリウム1,100㎎、カルシウム240㎎、鉄4.7㎎をはじめ、ミネラル類を豊富に含むほか、ビタミンB1・B2なども含有する。


 沖縄では、黒糖を溶かしてショウガ汁を入れて飲むと疲労回復や風邪予防に役立つなどの伝承的薬効が知られている。また、カリウムによる血圧抑制作用や、様々な機能性研究から黒糖に含まれるポリフェノールが酸化ストレスを軽減し、抗動脈硬化作用があることがわかり、メタボ予防食品としても注目されている。つづく

 

 

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