別冊【沖縄県】 沖縄健食市場、次なるフェーズへ

 沖縄県内の健康食品出荷額は100億円台で推移していたが、新型コロナウイルスの感染拡大により、成長にブレーキが掛かった。国内外から訪れる観光客が激減し、特に県内ビジネスは苦戦を強いられている。こうした中、自社商材における機能性データの拡充、インバウンドに依存しない販売チャネルの開拓、アジア圏を中心とした海外展開など、各社、反転攻勢に向けた取り組みを急ピッチに進めている。

 

 健康食品における沖縄独自の認証制度は認証商品が増え、年内には20品を超える見込み。機能性表示食品も県内事業者による受理が10社(15品)となった。アイテム別でみると、シークヮーサーの健康機能がTV番組で紹介され人気を呼んでいるほか、コロナ禍においてフコイダン、ウコン、琉球もろみ酢、クワンソウなどの県産素材も注目度が上昇している。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1702B号(2020.10.21)で
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