特集【南米発・機能性素材】 メジャー素材マカの用途拡大

 南米地域は、天然ハーブの宝庫として知られる。「天然由来」「希少性」「ストーリー性」といった南米原産の持つイメージの良さに加え、安全性・有効性に関するエビデンスのデータ蓄積が進み、南米発の素材は、健食・食品業界で広く利用されるようになった。

 

 代表格のマカは活力系素材として抜群の認知を誇る。一方、女性のホルモンバランス調整作用、更年期症状の改善、睡眠障害の改善作用など、エビデンスの進展とともに、原料サプライヤーによる新提案が実を結び、“女性を応援する天然ハーブ”としての認知も進む。

 

 南米発の多彩なスーパーフード素材は、サプリメント、飲料、スムージー、菓子類のほか、外食産業などでも活躍の場を広げている。天然ビタミンCを豊富に含むカムカムやアセロラはコロナ禍で注目度が上昇。マキベリーでは、ディーエイチシーのアイケアサプリメントが機能性表示食品として受理された。このほか、ゼラニウムディエルシアナム、アグアへ、タルウィなど注目素材が続々登場している。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1702号(2020.10.21)で
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