DgS、健食販売額が回復 8月5%増、3ヵ月連続プラス

 経済産業省は10月15日、スーパーやコンビニ、DgSなどの販売額を調査する「商業動態統計」の8月確報値を公表。DgSの販売額は6,416億円で、前年同月比は9.1%増となった。店舗数が同3.6%増の1 万6,730店に増加したことに加えて、巣ごもり需要で急伸した「食品」がDgS市場を支えており、プラス成長が続いている。販売額は消費税増税前の駆け込み需要があった昨年9月の6,370億円を超えて過去最高になった。


 DgS販売額を商品別で見ると、伸び率が最も高いのは、マスクを含む「ヘルスケア用品(衛生用品)・介護・ベビー」で495億円となり、同42.2%増。今年に入り8ヵ月連続の2 ケタ増となった。販売額が最も多いのは「食品」で1,914億円となり同12.5%増。緊急事態宣言の解除後も伸び続けており、DgS販売額の3割を占めている。


 青汁やダイエット食品、サプリメントなど「健康食品」は208億円で同5.2%と堅調。主要各社からは、「乳酸菌入りの青
汁が売れている」「コロナ太りを意識したダイエット関連が伸びている」「スポーツユーザーをターゲットとした機能性表示
食品が順調」「プロテイン各種が好調に推移」といった声が聞かれた。つづく

 

 

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