19年発売新商品、4割が機能性表示食品

 約3,000品となった機能性表示食品で、届出データベースで「販売中」にチェックが入っている商品は1,450品。これを剤型別にみると、「サプリメント」が793品、「サプリメント以外の加工食品」が622品、「生鮮食品」が35品となっている(9月29日現在)。サプリメントだけでなく、飲料を中心にチョコレート、キャンディ、調味料といった一般食品もスーパーやコンビニなどに並び、機能性表示食品は消費者にとって身近な存在となっている。

 

 本紙が昨年発売された健康食品の新商品424品を対象に調査したところ、機能性表示食品はこのうち40.8%。内訳は「飲料」が27.1%で最も多く、「錠剤」が20.2%で続く。機能性表示は「脂肪系」「血糖値」「整腸」などが目立ったほか、「冷え」「アイケア」「認知機能」「尿酸値」などの表示が見られた。

 

 富士経済が4月14日に発表した調査結果によると、2019年の機能性表示食品の市場規模は見込みで前年比17.4%増の2,547億円。内訳は、「サプリメント」が同18.7%増の1,211億円、「ドリンク類」が同34.9%増の1,047億円、「明らか食品」が同22.6%減の288億円となった。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1701B号(2020.10.7)で
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