「特保」公正取引協議会設立

 「特定保健用食品公正取引協議会」設立総会が8月27日、都内で開催され、初代会長に下田智久氏が選任された。協議会は特保の表示について業界の自主ルールを定めた「特定保健用食品公正競争規約」を運用し、一般消費者による自主的・合理的な選択や事業者間の公正な競争を図る。

 

 公正競争規約では必要な表示、禁止される表示、違反への措置等を規定している。また詳細については施行規則を設け、「許可表示以外の効果があると期待させるおそれのある表示」「摂取するだけで健康の維持増進ができるかのように誤認されるおそれがある表示」「データ(グラフ等)を使用する場合、効果効能を過大に期待させるおそれがある表示」など不当表示の例、17例を示した。 また、適正な表示をしていると認められる事業者は「公正マーク」を表示することができ、「食後血糖値」「体脂肪」はじめカテゴリー名を強調したものなど4種類の図柄から選ぶことができる。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1700号(2020.9.16)で
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