特集【アレルギー対応素材】 機能性表示で初の〝花粉〞受理

 日本では国民の2人に1人が花粉症やアレルギー性鼻炎など何らかのアレルギー症状に悩まされている。健康食品市場ではシソ、乳酸菌、ジャバラ、ケルセチンなどのアレルギー対応素材が流通している。

 

 機能性表示食品では昨年初めて「花粉」を含む届出が受理された。受理されたのはキューピーが販売する『ディアレ』で、機能性関与成分は「酢酸菌GK-1(G. hansenii GK-1)」、「花粉、ホコリ、ハウスダストなどによる鼻の不快感を軽減することが報告されています」と表示する。販売状況は好調で「予想より多くの定期購入を頂き、目標の120~130%で着地予定」という。

 

 ほかにもアレルギー関連の受理品数は合計23品となる。昨年のガイドライン改正を受け、軽症域者を含む機能性研究も進んでいる。つづく

 

詳しくは健康産業新聞1699号(2020.9.2)で
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