【トピックス】 「スピルリナプロジェクト」成果着々

 発展途上国の支援活動を行うアライアンス・フォーラム財団途上国事業部門(AFDP)では、「人々が健康で、自分の能力をさらに発展でき、その土地の文化や風土に根付いた公正で豊かな社会を実現する」を理念に掲げ、アジアはバングラデシュ人民共和国、アフリカはザンビア共和国を中心に事業を展開している。「見えない飢餓」「貧困の温床」と考えられる「子どもの慢性的栄養不良」の改善を目的に、ザンビア現地のパートナーNGO Programme Against Malnutrition(PAM)と協力して2008年から栄養改善事業を行っている。

 

 現在は栄養改善事業連携プログラムの一環として、「アフリカ発の真のSDGsプロダクト」を新たに始動。ザンビアのチョコレート製造販売会社と共同で、スピルリナ入りチョコレートの企画・開発を進めている。FDP事業の一つである「次世代型グローバルリーダー育成プログラム(世界各国の経営幹部向け、ザンビア開催)」をきっかけに連携を開始した。

 

 試験販売の売れ行きは好調で、現在は商品パッケージに現地自然素材のバナナペーパーとザンビア独自のデザインを採用するなど商品細部について検討している。事業の収益は全てザンビア国内に還元、もしくは子どもの栄養改善事業に充てる計画だ。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1699号(2020.9.2)で
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